ball-spin-fade-loader
当社は電通デジタル・ホールディングス、世界最大級の広告代理店グループWPP傘下のネット広告中核会社Xaxis、アサツー ディ・ケイの3社を株主とした、運用型ネット広告を専門に取り扱う広告代理店です。
社員数は120人程で、そのうち80~90名がコンサルタントないしオペレーターで広告運用の実務に携わっています。
これら運用にかかわるメンバーのほとんどが、媒体社の上級認定資格を取得しており、プロフェッショナル集団たることを志向した社員教育にも注力しています。
売上の拡大に伴い案件数が増加していくなかで当然、人的リソースが足りなくなってきます。オーバーワークの状態で長時間労働が続くと効率も悪くなりますし、即戦力を狙って採用しようと思っても、験者は転職市場では希少なので、必要な人数をタイムリーに確保することが困難です。それなら、未経験で素養のある方を採用しこちらで育成した方が、結果的にスピード感をもった体制強化が出来るのでは、と考えるようになりました。そういった背景から教育体制を抜本的に強化し、新入社員だけでなく、既存社員も更なるスキルアップに向けた学習ができるような環境構築に取り組んでいます。
全社的な教育を行う際は、ある程度全体公約数を取る必要がありますが、各部署で求められるスキル、与えられるミッションには、当然バラつきがある為それが難しいと思っています。
厳密に言うと、部署というよりヒト単位の話になりますが、ある教育メニューが、ヒトによってはトゥーマッチで「そんな難しいことを学んでも使うシーンが存在しない」ということになったり、またあるヒトにとっては逆に「そんな当然の話をされても、既に知っています」ということになりがちです。
そこで、学びたい人が好きなタイミングで、自由にコンテンツを選択できるオンライン研修を取り入れました。
新人の研修期間は2か月間です。
主にリスティング広告の運用について学ぶのですが、まず最初に「キーワード」「広告文」「入札」等の基本構成要素の概念と、管理画面の構成・操作を学びます。
この段階、つまり「知識取得」の段階では専任講師による座学研修と、オンライン研修を併用します。
オンライン研修は、講師となる中堅社員の工数を削減し、かつ教育品質を一定に保てるので非常に有効な手法です。
そして、次の段階でOJT期間に移行しますが、座学やオンライン研修で学んだ知識を実際に担当案件の運用を行う中で活用させ、現場で早期に活躍できる人材を効率的に育成しています。
全社的な教育を行う際は、ある程度全体公約数を取る必要がありますが、各部署で求められるスキル、与えられるミッションには、当然バラつきがある為それが難しいと思っています。
リスティング広告に比べると、まだ実績が少ないので、明確な教育手法は確立できていない状態なのですが、運用実績を更に積み上げつつ、ジッセン!等のように、様々なノウハウをわかりやすくまとめているオンライン研修も活用しながらナレッジを集約して教育体制を確立し、これらを上手く運用できる人材をもっと増やしていきたいですね。
新しい運用型広告のサービスは日々増えている為、社内でも積極的に取り組んでノウハウをためていきますが、自社内の情報に留まらず、外部のサービスを適宜活用していく事により、より広い分野に対する、スピーディーなスキル取得ができると考えています。そこで、学びたい人が好きなタイミングで、自由にコンテンツを選択できるオンライン研修を取り入れました。
現在も多くの研修ラインアップがありますが、昨今特に大きな成長を見せている、ソーシャル、動画広告や、アドテク周りの研修ラインアップを増やしてもらえると嬉しいです。
また、オンライン研修にライブ感というか、インタラクティブ性を持たせ、社員がより能動的に活用できるようにするためのサービス拡張、例えば、動画視聴しながら同時にweb上で実施できるテストや、他のジッセン!利用企業のユーザーを集めたリアル研修などを実施して頂きたいです。